2016-06-08
タッチケアの想いで
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私が看護師の勤務していたのは、某総合病院の消化器内科・緩和病棟だった。

日帰り検査の方もおられれば、癌の末期の方もいる。

今思えば、私はいったいどんな顔で仕事をしていたんだろう。

毎日時間に追われていた。アッいう間に一日が終わった。

そんな日常での一コマでこんなことがあった。

時間で検査出しの時間が迫っている。

さらに今日は看護師が欠員状態。

そんな時に限って、痛みの訴えのある患者さんから「足を摩ってくれないか」とナースコールがなる。

癌の末期の患者さんだった。ナースコールの回数は多かった。

本音をいえば、「またか」だった。

対応したものの、気持ちが焦る。

足が痛いわけではないだろう。誰かにそばにいて欲しいんだ。

その気持ちは伝わってくるけど、私は。

「ごめんなさい。また後でくるね。」

そう言って患者さんを置き去りにした。

ケアセラピストの仕事をしていると随分昔の記憶なのにそんなことが頭に浮かぶ。

だから今の仕事ができて私は最高に幸せなんだ。

ケアセラピストの仕事中

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